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最終感想で若干ネタバレあり、というかネタバレを踏まえたうえで行きます。

今回はギャグも随分メタネタ多いなと思ってましたが、
これが案外今回はメディア論というかなんというか、自虐も多いですけどねー
正直映画化のところは若干くどかったです。

んでもって本編、八九寺消えてなんか悲しいどころじゃない喪失感、
大泣きしてしまった、結構淡々と語る阿良々木君もやっぱりあれなんだろうなーとか思った。
というかさらに泣かせた気がする。

やっぱり今回は読みやすい、
テンポよくて結構さらさら読ませる展開だったなーと思う、
というかここ最近の物語シリーズの中で読みやすい部類に入る。
今回は結構無駄がないなあとも思う、
ただここまで伏線を張っておいてネコソギラジカル下みたいにならないか心配だ・・

とりあえずこれのテーマである現実逃避はしてはいけない、偽ってはいけない、と
暗闇は怪異に限ったことであるけれど、人間に例えるなら何だろう、
僕のように勉強をほったらかしてこうやって本を読んで、感想を書いてることだろうか、
それとも幸せな夢から起こす朝のような感じなのだろうか、
暗闇に吸い込まれた末路はわからないけれど死ぬわけじゃない気がする。
自分を偽るということはやっぱいけないんだなあ、というわけで
それとすると月火も・・いやでもあれはホトトギスであることを偽ってないのか、というか無自覚か、

今回を持って残り一話となった物語シリーズ、
これ以上引き延ばしても仕方ない、と何度もこの話でも語っているので、
さすがにこれ以上延ばす必要はないと思います。
というかこの話も八九寺の怪異としての偽りの引き延ばしを止めるために暗闇が襲ってくるって話ですから、

続けるとしたら何でしょう、あの臥煙伊豆湖と忍野メメ、貝木泥舟と斧乃木余弦の話とかですかねw
面白そうですね

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鬼物語 第忍話「しのぶタイム」 西尾維新

さて、あらすじ、ではなくて五割の内容を語りましょう、
後の五割は本での語りとか掛け合いとかで埋まると思います。
伏線とか楽しみたいでしょうからあったことだけ淡々と

傾物語が終了後から続きます。
リュックサックが家にあるので家に戻り、それを取って返した後、
どこかに何か食べに行こうとすると≪くらやみ≫に追われます、
≪くらやみ≫は
真っ暗で、視認できずそこにあるともないとも言えない何か

≪くらやみ≫は自転車に乗った阿良々木暦と八九寺を直接迫ってくるわけでもないけれど、
闇のように飲み込もうとしてきます。
危機一髪で飲み込まれそうになったところで、
斧乃木余接の例外の方が多い規則(アンリミテッド・ルールブック)によって助けられます。

アンリミテッド・ルールブック離脱版という変化形で、
斧乃木余接と阿良々木暦、八九寺真宵を元塾の廃墟に跳びます。

そこで次の仕事というわけで別れた斧乃木余接、
影からは忍野忍が・・・

≪くらやみ≫について話すと、忍は400年前の忍の最初の眷属の話を始めます。

忍は放浪者だった。最盛期である400年前、日本に来る前、南極に行っていた彼女、
人間に吸血されるところを目撃されることなく南極では過ごせたため、
彼女が怪異として語り継がれなくなってしまい、存在力が薄れた。
なので南極から大ジャンプで日本にたどり着く(全盛期の彼女なら楽勝らしい)
日本に着いた時、着地したのは湖、枯れかけだったので湖の水を上空に飛ばし、
干ばつによって悩んでいた湖の近くの村に雨が降らした。(そのせいで湖は完全に枯れた)
湖を崇めていた村の住人達は忍を湖の神として崇めた。
忍は人に神として崇められるのも悪くない、と思ってしまい神としてその湖に居座り続けた。
神として居座り続けたものの、吸血できず、エネルギーも吸えなかった

神として少したったころ、妖怪殺しの専門家、のちに忍の最初の眷属となる男が現れます。
家来を何人か連れてきますが、忍は力を見せつけ(吸血できないものの全盛期の再生力はパない)
専門家たちも忍を神として崇めさせます。

弱一年後、村人が消える、神隠しが起きます。それの原因を探っていくけれど、
結果原因はわからず、村人全員が消えてしまいます。
忍と生き残った忍の卷族となる男と一緒に原因を調べている途中にその阿良々木暦が出会った
≪くらやみ≫と同じものが現れます。忍は危険を察知し大ジャンプで南極まで戻ります。
眷族となる男は右手首一本を残して闇にのまれていましたが、
その状態から忍は眷族を作る吸血をします。
すると男はよみがえったものの、吸血鬼の卷族となった自分を嫌い、
忍を村人を消し去った犯人と押し当て、挙句の果てには太陽のもとに落ちて死んでいきます。

それからというもの≪くらやみ≫は襲ってこなくなった、という話です。

その話を聞いていた斧乃木余接、話していると八九寺が起きます。
三つ巴で色々話した挙句、それを知っているのは臥煙伊豆湖だと斧乃木が言います。
そうしたところで再び≪くらやみ≫は襲ってきます。
またアンリミテッドルールブック離脱版によって危機を回避しますが、
どこからわからない場所に落ちてしまいます。

山らしき場所に落ちた阿良々木暦が目を覚めると忍とのペアリングが切れた状態にいました。
斧乃木と八九寺と一緒に下山します。
下山し家を訪ねることにすると、いきなり一軒目から「全て知っている」臥煙伊豆湖に出会います。

彼女によってすべて真実は語られます。
忍が暗闇に襲われた理由は怪異なのに王と偽ったから。
吸血行為をして(眷族を作って)襲われることはなくなる。

今回ずっと暗闇が狙っていたのは八九寺、
まよいマイマイで成仏したはずなのにいた。
そして彼女は迷い牛であることをやめた。
この迷い牛をやめた。ということが駄目であったのだ。
怪異という存在なのに偽ったから、という理由で暗闇に襲われていた。

暗闇は放置すれば町を侵食するだろう、そう告げられて八九寺は・・・・

まあここまで読めばわかるでしょうけれど僕が感動ではなくて辛くて泣いた理由がこの後です。
まあここまで書いたので最後まで書きましょう、

八九寺は潔く、消えました。

猫物語白でのあの廃墟での事件は刀語の錆白兵と同じ扱いでしたw

そうして忍野扇に語った阿良々木暦の物語は終了、
忍野扇は何かを隠している・・・?
というわけで次回に続きます。

端折りすぎて全然魅力は伝えてません、掛け合いや展開、
細かなところは原作を読みましょう、最高です。

というわけで次の記事は最終的感想と参りましょう


鬼物語 第忍話「しのぶタイム」 西尾維新

僕は涙もろいので説得力は皆無ですが、これは泣きました。大泣きです、
タイトル通り忍びないお話でした。
感動で泣く、というよりは重くて辛い展開で泣かされる感じでした。
まあつまり”忍びない”、耐えられないお話でした。

全体的な構成としてはギャグパート多めの阿良々木君語り、
傾物語の続きとして話は進行します。
個人的に言うといままでのお話はギャグ成分少なめで若干物足りない部分もあったわけで、
僕は今回は満足です。

かといって今回のギャグはいつものとタイプが違った、気がする。
それは次の記事でじっくり語るとしてネタバレなしの総合的感想で今回のテーマを語るとすると、

嘘をつき続けてはならない、または現実から目をそらしてはならないということ

第二シリーズになってから(猫物語白、囮物語等)
現実から逃げてはならない、ということを強く主張してきているようにも思う、
これも同じようなものだったなーと思った、

今回はかなり面白い、余裕の五つ星です。
次の感想はネタバレ、というかあらすじを書いていこうかと、
全部書いちゃうので未読の方はお控えください
遅れましたが少女不十分を読破致しました。なので感想を書かせていただきます。
この記事では読んだ感想であり、内容は若干ふれている程度です。
ネタバレは今回しません。あらすじがないので書くのが難しいですw


内容がわからないとこの先は読めないと思います。

Uと僕、Uの驚くべき行動を見てしまった僕、
Uに誘拐される僕、

逃げようと思えば逃げられるようなものなのに逃げない所などが書かれていましたが、
どちらかといえばこれは「女の押しに弱い」というように僕は見えました。
この「女の押しに弱い」というのが西尾維新氏の作品の主人公に投影されているのではないか、
と考えました。
戯言シリーズ、化物語と刀語しか読んでない僕にとって、
戯言シリーズの主人公、化物語の主人公に共通するところじゃないか、と思いました。
戯言シリーズでは哀川とか鈴無とか強いキャラなのでいまひとつですが、
化物語では戦場ヶ原ひたぎ、彼女なら弱いですし、
吸血鬼の阿良々木君なら簡単に拘束時に逃げられそうなものですが、
逃げないですよね、最初のホチキスで留められるところも彼なら逃げられそうですし、

「僕」は西尾維新本人ではないか、そしてこの作品は西尾維新本人の自伝ではないか、
あるいは本人をもとにした物語(虚構)ではないか、
と読んでる間どうも思ってしまいました。
異様な性格、「いーちゃん」に共通する癖(阿良々木君のロリコンはいまひとつですが)
いかにも”ああいう小説らしきもの”を書きそうな主人公でした。

でも監禁中、「僕」が逃げられる状況に落ちても逃げない、というのはやはり、
阿良々木君似かなあ、と思いましたね(まあ彼なら喜んでしまいそうですが)

Uは誰にも似てないような、虐待されている、といえば羽川さん、
ちょっとおかしい、といえば戯言シリーズにはいっぱいいます。
片付けの下手なのは玖渚も確かそうだったなあとか、
戦場ヶ原ひたぎの脅すところにもつながっていたのではないか、とか思いました。

空っぽの冷蔵庫、食料不十分どころかさっぱりないとかどうやって暮らしていたのだろう、
「僕」が来るまでには食事があって耐えてられていたのか、
それとも給食だけなのか(ただ給食だけだと土日はきついはず)

序盤の語りは長いですが心のどこかで共感できる内容だったなあと思います。
多すぎて結構忘れてしまいましたが・・・

根本的におかしかったUの原因、Uを縛っていた「不自由帳」、親の願望が綴られていた、
親ができないことを子供にやらせたい、というのは確かにわかる気もする。
でもこの不自由帳はさすがになあ、両方首絞め状態で死ぬ親には言われたくないなあとも思ったり、

最後の最後、Uに語った”物語”
ここはファンには嬉しい感じの展開でしたね~
あらすじっぽいのをみてタイトルはわかるのですが読んだことがないのが(汗)
蹴語、新本格魔法少女りすか、きみとぼくの壊れた世界(きみぼくシリーズ)、ニンギョウがニンギョウ、
化物語も戯言も刀語のあらすじもわかりましたが他のは何なのでしょうか?
調べてみないとわからなそうですね、
ちなみに蹴語と新本格ときみぼくとニンギョウは読んでないので今度読もうかと、
というかここで泣きました。西尾維新氏の作品の共通点はどれだけ変な奴でも、
どれだけ性格が破綻していてもその性格のまま生きていけて幸せになれるお話で、
世間一般の道徳的なお話とは違っている。と、

「不十分」であるからこそ少女Uは失敗しても破綻してもまた復活できた。
僕は「不十分」とは若さであると思った。未熟でどれだけ失敗、破綻しても、
案外大丈夫だったりする。それこそが若さのメリットである。

というメッセージをこの作品で気がつかされた、というね(笑)

裏表紙に起承転結もサプライズもない、と書かれていますが、そうでもないと思いました。
正直小説としては不十分な「小説らしきもの」でしたが、
起承転結もありましたし、サプライズもありましたし、気のきいたオチもあったと思います。
この作品を読んで、まだ読んでいない西尾維新氏の作品を読みたくなりました。
入門書としては駄目で、ファン専用、と書かれていますが、
案外そうでもないと思います。むしろ入るにはちょうどいいぐらいかもしれませんね、



不十分な小説、と言えばその通り、
ノンフィクションのように語られ、なおかつプライバシーで曖昧な表現、
記憶も断片的でこれもまた曖昧、

本当に全体像のつかみにくいお話でした。


でも個人的には待った甲斐あり、大満足でした。
いつもの味とは違う、一味も二味も違うお話でした。


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