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さて、囮物語についてもこれが最後、
名台詞集と最終的感想、ネタバレは含みますのでご気をつけて

囮物語 西尾維新作
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「くちなわ」に死体の場所を探るとき
「あの山のどこかにあるの?」
「わからねえ」
「この町にあるの?」
「わからねえ」
中略
「どれぐらい古いの?」
「わからねえ」
「うんっ!」
満面の笑顔で、撫子は膝を打ちます。
「それだけ情報があれば、もう見つけたも同然だねっ・・・・・・・てなんでやねん!」
突っ込みました、暦お兄ちゃんも滅多にしません
関西弁にいたっては、もう痛々しくさえもあります。

アニメ化希望w

阿良々木君と千石撫子との会話
「いいか?千石、人っていう字はな、互いに支えあうことで成り立ているんだ」
「というようなことを言うと、「今時、そんなことをまっすぐに言う人がいるなんて」とかなんとか文句を言う奴がいる」
「中には「いやいや、人という字は互いに支えあっているように見えて、片方が明らかに楽をしている」なんていう奴までいる始末だ!」

「悲しい解釈だと言えよう、そんなことを言う奴は小説を読んでいないに違いない、活字だったら、
人、という字はちゃんと左右は対称になっているはずだ」
・・・・・・・・・・厳密には左のほうが少し細いですけれどね

千石の突っ込みいいなあ!

「な、撫子は可愛くなんかないです」
「えー、何言ってんの、可愛いじゃない、撫子ちゃん可愛いじゃん、すごく可愛いじゃん、
超可愛いじゃん、地球上で最も可愛い人物だと言っても過言じゃないじゃん、愛す可しとかいて可愛いじゃん、
可愛くて可愛くて可愛くて可愛いじゃん、小学二年生の四月、同じクラスになった時すぐ思ったもん、
うわ、可愛いって!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「私の次に可愛いって!」

月火w確かに可愛いけれどw

他のセリフはちゃんと小説を購入してください、ホントいいものばかりです。

三記事目、で終わりにしようと思いましたが、どうやら4記事目まで行きそうです。
4記事目では、本格的に語ろうかと思ってます
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さて、前回の記事の続きです。
この記事では盛大にネタバレし感想を綴るので未読の人はまだみないほうが良さげです。

囮物語 西尾維新作
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あらすじ
かつて蛇に巻きつかれた少女千石撫子、
阿良々木暦に想いを寄せ続ける彼女の前に現れた。
真っ白な使者の正体とは・・・?

さて、ここから下盛大なネタバレで



今回の話の語り部は千石撫子。
彼女の語る物語は虚構が混じりとなっています。
つまり言えば、この物語の一部は嘘でできていて事実とは異なっている。ということです。
人間は自分がかわいいから、自分の都合のよい記憶は捻じ曲げてしまう、だから彼女もそうしてしまった、
ということ、でした
彼女は生活の上で白蛇を見かけるようになります。
それは化物語下において千石撫子が”おまじない”を解くためにやった”蛇殺し”において犠牲になった蛇たちを代表する
「くちなわ」という名の蛇からのメッセージ
「くちなわ」は蛇たちを殺したことを責め、その罪悪感に付け込んで千石撫子にお願いします。
くちなわの死体、を探してほしい、と

くちなわはシュシュのような形で千石撫子に憑き、くちなわの死体、を捜します。


が、しかしこれは最初に言ったように囮です。
実際「くちなわ」は千石撫子についておらず、それは千石撫子が記憶を捻じ曲げていたものだったのです。
千石撫子の妄想、です。ですから「くちなわ」に何も頼まれてなんかいませんし、
シュシュは途中でいまだ謎キャラの忍野扇からもらったものです。


死体を探す時、阿良々木暦に見つかり彼の家に泊まらされます。
そして忍野忍と阿良々木月火に色々と言われます、(阿良々木月火には前髪を切られちゃいますがw)
その名台詞は次の記事で
その後学校にいく千石撫子、彼女は学級委員を押し付けられ、担任教師に「おまじない」によって崩れた彼女のクラスを元に戻してほしい、と頼まれます。担任教師は一切関わろうとしていません、
「おまじない」によってクラスの皆の本音がばれて、過ごしにくくなったクラス、
そんなクラスに毎日いく、そんな「ゆううつ」な日々にとうとう痺れを切らした、
おとなしくて引っ込み思案の千石撫子がついに、「くちなわ」の意思に操られて
脱皮します。
その時の彼女の不本意でありながらも脱皮のさまは、本当に見てもらいたいです、すっきりします。
僕もこういう部分があるので、本当に・・
しかし彼女の脱皮、は行き過ぎてしまいます、
「くちなわ」の死体のありかは阿良々木暦の家にあったのです。
しかも・・・・阿良々木暦の部屋の・・・エロ本のありかにw
それをみつけ、ついにめでたしめでたし・・でしたが・・・そこを彼に見つかってしまいます。


「くちなわ」はいないので死体も何もないのです、ですが
彼女がこの時探していたのは本物の「くちなわ」の封じられたお札、でした。
「くちなわ」という神を復活させ自分の願いをかなえようとしたのです、
そのためにこれまでの物語、”囮”があったわけです。
彼女の脱皮は彼女の本音をさらけ出す、という脱皮です。ですから
彼女の脱皮はすべて彼女の意志からのものです。そもそもこの時点で「くちなわ」がいませんもの


そしてこの時、切ってしまった前髪を元に戻してやってもいいぞ、といない「くちなわ」に言われ、
切った髪だけじゃなくて暦お兄ちゃんが私を好きになってくれないかな、という願いをもらします、
これが本音だったのです。

そしてこのあと、阿良々木暦にちょっとした誤解をされ、(これがひどいw)
忍に唆されて・・・
千石撫子は「くちなわのお札」を飲み込み、蛇の化身、神となったのでした。
そして「暦お兄ちゃんなんか、大っ嫌い!」と暦お兄ちゃんを・・・

偽物語上において神原駿河は彼女をこう例えました「ラスボス」
千石撫子は阿良々木暦を死の淵まで追い詰めて真のラスボスに・・・ではなくて
そこで阿良々木暦の携帯に電話が来ます。それは最凶にして最大のツンデレ、
戦場ヶ原ひたぎからのものでした。
ここの会話は面白いw彼女からの願いは一つ、
阿良々木暦の殺す時を半年後までのばしてくれないか、卒業の時まで――――

そしてラストは恋物語に続く、と・・・
初めて物語シリーズで続く、が出ましたね

長文でうざったいネタバレを読んでいただきありがとうございました
まあここで軽く感想を言わせてもらうと
千石撫子の魔性の可愛さをことごとく思い知った
ですかね、今回、相当な面白さなのでこんなネタバレごときでは語れません、
まだまだこんな事柄をまとめたような文では到底表しきれない、
千石撫子の可愛さといつもとはちょっと違う化物語シリーズを垣間見ることができます。
ぜひ買ってみてはいかがでしょうか

そして次はラスト、名台詞とその他もろもろです。
では僕の生甲斐である化物語シリーズ最新刊、囮物語の感想を書かせていだたきます!
さすがに短文感想は不可能ですので珍しく本格的に3つぐらいに分けて書こうと思います

囮物語 西尾維新作
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今回の全体的な感想(ネタバレなし)
囮物語は物語シリーズのなかでも異色、まさに毛先を乱す、感じでした。
化物語下、偽物語上にしか登場していない(実際に登場していない)
千石撫子にまるまるスポットの当たるお話。
化物語でご存じでしょうが、彼女は”被害者”だから忍野メメにお金を要求されませんでした。
ですが・・その事件において、彼女は”被害者”でもあり”加害者”でした。
人間は被害を受ければ”被害者”という肩書になって、周囲からよい扱いを受けます。
ですがどうでしょうか、例えば騒音を出していたAさんにうるさいから、とBさんはAさんを殴りました。
加害者、はBさんです。ですがAさんも加害しました。
その時、Aさんは大抵自分は悪くない、と思ったりするでしょう、そのような感覚なのです。
これには僕も盲目だったな、と思いましたし、
やはり常に人間の行為にもこれがあるんだろうな、と思いました。


あと千石撫子のイメージの一つである”可愛い”について深刻な語りが多かったです。
確かにアニメやこの小説内で千石撫子というキャラはものすごく可愛いかったです。
この上部の表紙に可愛さと色っぽさしか感じませんし・・
可愛さは弱者の持つ最大の武器である。とか可愛さは警戒色ではなく擬態、など
でも、可愛い、っていうのは外見一つだけじゃなくて、自分が可愛いというのもある。
愛す可し(あいすべし)と書いて可愛い、こんな意味だったんですね・・
確かに、自分を愛さないと人を愛せない、ってへいおん!とかいう四コマ漫画のアニメでの曲にありましたがねw

今回の話は千石撫子の脱皮ですね、
この表紙の絵のようにズボンみたいなのを脱いでいますね、
今までの千石撫子が囮だったかのような、それを脱ぎ棄てるかのような、
物語の今までのスタイルを脱ぎ棄てるかのような、乱れに乱れた一話です。

次の記事に続きます
先日買ったGOSICKをただいま読破、感想を書かせていただこう
GOSICK Ⅷ上 神々の黄昏
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背表紙が凝ってますね、またも

あらすじ
クリスマスのプレゼントに十五の謎を持ってくるように言われた久城は謎を探す途中
貴族たちがちっちゃなソヴュールに移るという奇妙な光景を目にする。
それはタイトル通り第二次世界大戦の始まりだった、
久城とヴィクトリカをいわば二度目の嵐が引き裂きます。
久城は軍隊へ入るため日本(東洋の国)に帰ることになり
ヴィクトリカは”最大の知性”を用いて戦いの行く先を予知します。

感想
この背表紙、表紙の絵にある黄金の蝶、
久城にとっての黄金の蝶はヴィクトリカ、
ヴィクトリカにとっての黄金の蝶は生きる希望、

このように色々なところから見ればまた違ってくる、
そういうテーマの今回の作品

久城からもらったカオスの欠片によりヴィクトリカは第二次世界大戦が来ることを悟る、
だからこそ久城を抱きしめたり、甘えたり
Ⅴでコルデリアからもらった指輪を託したりしたんですね
久城が別れ際にヴィクトリカへ謎の言葉を託しました。
これはたぶん次の下で明かされるんでしょうね

「大切、すぎて。だって君って人を失ったらぼくはどうしたらいいのかわからないよ
何のために生きているのか。このさき、君以外の、
いったいなにをうつくしいと信じて生きていけばいいのか
ぼくにはなにも分からなくなっちゃうから・・・・」
久城が今回ヴィクトリカに対して言ったかっこよすぎる言葉ですね
まるで前回までの久城とは大違いだなあ(笑)


今に始まったことじゃないですがこの作品での描写は毎回美しいんですよ
風景描写で使われる比喩とかが雰囲気に合っています。
今回の作品ではより際立っていましたね
その中でも今回の久城と一緒にいるヴィクトリカの描写はやけに色っぽかったです
久城はソヴュールでは男っぽく描写されていて、
でも日本へ戻ってからはちょっと悲しそうな子供っぽい描写になっていたり
あと作中ずっと騒いでいたセシル先生も暖かくてホントは鈍感なんかじゃないという
新たな一面を見せました
同じくアヴリルも・・・・

あとこの作品では悔しさとか暗さをもっているように思えました。
黒々としたアルベール侯爵の策略や、いつもとは違うグレヴィール
塔に閉じ込められていたときのように人形のように戻ったヴィクトリカ
帝国軍人として、戦争に出なければならない運命と
ヴィクトリカに伝えられなかった思いのせいで苦しむ久城
生徒を、ヴィクトリカをいかせてしまったという後悔をするセシル先生
不安を隠しつつも元気に過ごすアヴリル

ついに始まった”戦争”に引き裂かれたヴィクトリカと久城、
Ⅱでの占い通りにまた元に戻れるのか、次回の下が今からとても楽しみです
クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 
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今回この作品では戯言シリーズの3作目となりますが、
物語のミステリー的要素が薄れてバトル要素が強まる1作です
前回のクビキリサイクル、クビシメロマンチスト
これらとの作風とはまた違うものになってきています

良い点
キャラの喋り、トークが化物語のように面白くなってきている
言葉遊びが格段にレベルアップしているように見える、本領発揮、ですかな
主人公が様変わりしたような感じ、孤独主義は健在だけどうざったくない

悪い点
ミステリー色が薄くなってライトノベル、という感じが強まった
ただしただのライトノベル、という風ではなく、一つ別次元だと思う
クビキリサイクル、クビシメロマンチストに比べると短い

トリック
今回はミステリー色が薄いのであまり難しくなかった

感想
やはり今回は量の少なさ、を感じた
今回は現実味のない設定で引き込まれるのに時間がかかりましたが、微妙に急ぎ足で読みづらかった印象がなくもないです。
哀川潤の存在が相当物語に関わってきて面白かったです
色々なキャラとセリフ回しも、今回は化物語並の面白さでした

ぼく、こと戯言遣いが突っ込み役に回ると気持ちがいいぐらい面白い

そんでもって今回の真相、オチでしたが
今回あとがきで作者がテーマはない、と言っていましたが(あとがきでぼくが理屈を並べる人間とも肯定してましたが)
嘘、とか裏切りとかなんともいえないけれどちょっと悲しい

小萩だっけか、そんなキャラが言ってた台詞「無為式」
いーちゃんの性質を上手くあらわしてますよね
そういう人がホントにトラブルメーカーですよねえ

この作品で戯言使いの名前についていくらかヒントが出てきましたがさっぱりわかりませんねw

玖渚とぼくの過去が非常に気になる、そして本の厚さは薄いながらもブルーな読後感はいつも通りな
戯言シリーズ三作目クビツリハイスクールでした

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